独法化に反対する具体的理由
森友学園問題では、大阪府が学園側に「収支計画」の再提出を求め、財政状況も一つの理由で「認可延期も」ということが言われています。学校法人として、経営が成り立たないなら認可できない。当たり前です。同じ4月設立という環科研と公衛研の統合・独法化…
2月14日に、「副首都ビジョン―副首都化に向けた中長期的な取組み方向―」(案)に対する府民・市民意見等の募集(いわゆるパブリックコメント)がされています。 大阪府/「副首都ビジョン―副首都化に向けた中長期的な取組み方向―」(案)に対する府民・市民…
2017年1月26日予定だった研究所の独法化に関する第三者評価委員会が、本日1月24日、異例のドタキャンに。4月の独法化はますます困難に。1/24 14:00に、大阪府がドタキャンについて報道発表しています。 大阪府/報道発表資料/平成28年度 第3回大阪府市地方…
2017年1月16日の大阪府報道提供で、「平成28年度「地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所」(平成29年4月1日設立予定)の職員採用選考を次のとおり実施します。」とあります。 http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=26380 …
みなさま、新年あけましておめでとうございます。2017年も、環科研・公衛研をまもるために全力でがんばります!昨年の9-10月には悔しくも、議会で2研究所の統合・独法化の関係議案がとおってしまいました(維新・公明の賛成)。それで、がけっぷち…
大阪府市は、公衆衛生研究所と環境科学研究所を、問題だらけのまま4月から独法化するといってます。インフルエンザやノロウイルスが流行してて大変なのに! そのために必要ないくつかの手続きの一つ、法人の「中期計画」が、次の「評価委員会」で、意見をき…
「改革」の美名の下、研究所が独法化されたら、なくなってしまう大事な仕事、たくさんあります。先日の「シックハウス症候群の研究が危機に」とあわせて、読んでほしいと思いまして、7月17日に投稿した記事を、再掲。再掲の前に・・・TPP、ニュースでは「採…
議会で取り上げられたわけじゃないですけど、衛生研究所が予算がないなか、研究員が工面・工夫して取り組んでいる調査研究は、たくさんあります。独法化したらまっさきになくなりそうなのは、そういう分野です。今回は、その中で、「シックハウス症候群」に…
昨日、松井知事がツイッターで前市議の柳本氏にかみついてました。 「エボラ」の対応を巡って、「嘘8百」?などと口汚く罵っています。いや、あなたの危機管理意識と説明責任が問われてるんですけど。本当にあきれます。 このような松井知事の言いがかりに…
関空で、従業員30人以上も麻しん(はしか)に感染、アウトレットモールなどでさらに広がる可能性、というニュース。不安が広がっています。麻しんは治療法もなく、最悪死亡する病気だから当たり前ですね。いっぽう、そんなニュースの中で、大阪市と大阪府…
(市会対策メンバー・Oが投稿) H28年度5月大阪市議会がスタートしました(5月13日に議案が付託)。 大阪市 大阪市会 市会日程 補正予算では、「環境科学研究所の地方独立行政法人化に向けた準備等 28,000千円」とあり、5月18日民生保健委員会で審議されるこ…
現在、大阪府では、「感染症予防計画」の改定を進めています(パブリックコメントは終了)。 大阪府/「大阪府感染症予防計画」の改定に対する府民意見等の募集について 「感染症予防計画」とは、感染症法第10条に基づき、都道府県が策定する法定計画です…
以前にいくつか記事にしたとおり、大阪市・吉村市長は、3月1日、現行の「大阪市立環境科学研究所」を衛生と環境分野で切り離し、環境のみの直営組織なる「市立環境科学研究センター"を新設するという案件(議案第166号)を上程しました。しかもこの案は、こま…
衛生研究所の統合は、まだまだ検討は不十分シリーズ第2回です。 声を大にして言いたいことは、環境科学研究所の統合独法化とは、小さな研究所の話ではなく、自前の研究所を失うことで、「大阪市の行政機能が低下する問題」だということです。都構想住民投票…
3月1日にも、大阪市立環境科学研究所と大阪府立公衆衛生研究所の統合(独立行政法人化)の可決が狙われています。27日に報じられた、吉村市長の「修正」は、衛生研究所の統合独法化にはまったく触らないものでした。 ならば、衛生研究所の統合については、当…
この記事では、大阪府立公衆衛生研究所の現・所長の山本容正氏(以下「山本所長」)が、大阪維新によって外部から登用され、衛生研究所での実務経験がない中で、①府市統合本部会議で、所長自身が「責任の所在」に困惑する中、松井知事に「あなたの責任で独法…
過去記事でも何度か触れててきましたが、2016年4月の感染症法改正と独立行政法人化の問題をまとめます。 環境科学研究所の統合(独立行政法人化)については、2013年(平成25年)3月に法人化の定款が可決され、同年12月には大阪府議会は研究所…
環科研・公衛研の統合・独法化が、大阪市議会の3回にわたる否決で当初予定(2014年度予定)の2年遅れとなり、この2月議会で再上程されていますが、 その独法化をあせっていた2年前(2013年度)の当時、統合組織用の庶務システムの発注で、不正な随意…
情報提供をもらいましたので、掲載します。この20年間での環科研と、公衛研の研究職の数です。井戸議員は、「大阪市は全国一多い。常勤職員はムダ」と言うが、すでにひどく減らしてきたのかわかる。大阪市の人口は増加し、必要業務は増えるはずなのに、何と…
大阪市会の自民、公明のみなさんは、市民の安全を守るために統合案に反対してきました。しかし、吉村市政の与党議員である井戸議員は、研究所の統合・独法化で検査をリストラすると明言しました。市の「統合で機能強化」との説明と異なります。 市民の安全の…
井戸まさとし議員は、下の画像のように、「大阪市は全国一多い」からリストラするとツイッターで公言しました。 (これを含む問題発言集は以下の記事で読めます。) 大阪維新・井戸まさとし市議、問題ツイート5連投(時系列まとめ) - 環科研・公衛研守れ@…
大阪維新・井戸まさとし市議は、環科研・公衛研の統合・独法化をごりおすために、議会やツイッターで、印象操作・すりかえ・デマなど悪質な発言を続けています。(他の件でもそうですが、ひどいもんです。) 以下、4点にわけて、井戸議員のねらいを明らかに…
府立公衆衛生研究所と市立環境科学研究所の統合・独法化のそもそもの間違いは、公衆衛生や健康危機管理にとって組織形態はどうあるべきかという観点からの検討が1回もされずに、トップダウンで「決定」とされたことです。2012年の決定プロセスについてはこの…
上山信一(大阪府市特別顧問で研究所の統合・独法化担当)氏は、1日5万円もの報酬をえながら、リストラを指示したことを隠し、市民が問題にしたら「ブロック」。そしてとにかく反対するものは「抵抗勢力の正体」などと印象付けることだけをやっています。 …
今日、2016年1月20日、大阪府市の特別顧問・上山信一ご本人から、私のツイッターアカウント(環科研・公衛研守れ@大阪)に引用リツイート(3件)がありました。 いやー1市民である私のブログやツイッターまでわざわざ否定しに来られるとは、よっぽど焦ら…
今回は、「独法化はいろんな機関がやっている、だから地方衛生研究所は独法化して大丈夫」キャンペーン(といっても一部の維新の議員ですが)に、反論します。 まず、そのキャンペーンでは全く触れられていない事実として、現在、日本全国で、どの自治体の「…