「衛生研究所の「統合」はとてもキケンです」リーフレット
7月30日の市民学習会でレポートした資料をアップします。
(速報はこちら 7月30日、「大阪を知り・考える市民学習会 PART8」速報 - 環科研・公衛研まもれ@大阪 )
残念ながら……「都構想」はまだ、終わっていません。
今も未だ、地下鉄、大学などで、様々な
不条理な「維新改革」が、密かに進められています。
特にまさに今、「衛生研究所」の不条理な統合が
決定されようとしています。
この「統合」は大変キケン。絶対やってはいけません。
今ならまだ止められる!
・まもれネットリーフ_0730.pdf - Google ドライブ
★チラシのキャプチャ画像
市民への影響が知らされずに、この9月にも、統合(統合+独法化)が決まってしまうかもしれません。ぜひリーフレットをお読みください。
そして、8月27日の集会に来てください!
8月27日、藤井聡教授をおまねきして集会やります!【拡散希望】 - 環科研・公衛研まもれ@大阪
30日は、2ページ目の具体的事例(以下)を中心にお話ししました。
【衛生研究所がなくなるとどうなる?】
●事例1:雪印乳業食中毒事件
2000年の雪印乳業食中毒事件では、大阪を中心に約15,000人が発症。公衛研が「低脂肪乳」に含まれた毒素が原因と突き止め、工場を停止させました。研究所がなかったら、もっと多くの人が被害にあったのです。
●事例2:結核の拡大防止
大阪府内では、毎年2,000人が新たに結核を発症し、300人近くが命を落としています。研究所は、患者の結核菌の遺伝子を調べることで、飲食店や各種施設などでの集団感染を見つけだしています。研究所がなかったら、さらに感染が拡大してしまいます。
●事例3:新しい感染症の大流行(パンデミック)
研究所は、平時から、感染症がどこで起きているかを調べ、保健所などが採取した検体(のどの粘膜等)から、ウイルスや感染ルートを特定します。また、情報はすみやかに国に報告します。この情報収集と研究の日々の体制が失われると、新しいウイルスをすぐに発見できず、パンデミックの対策が取れなくなってしまいます。