環科研・公衛研まもれ@大阪

橋下維新の大阪市解体(都構想)は許せない!大阪市立 環境科学研究所(環科研)、大阪府立 公衆衛生研究所(公衛研)の統合 · 独法化、反対。メール dokuhou.hantai@gmail.com ツイッター @dokuhou_hantai

9/24セミナー「大阪を知り・考える市民学習会PART9」感想集(市民の声)アップ!

2016年9月24日、「大阪を知り・考える市民学習会 PART9
ちょっと知ってる? 大阪のこれから②」、定員60人を超える80人のかたがご参加!
(主催:大阪を知り・考える市民の会)

印刷80部がちょうどなくなりました。他、お子さんも2人来てくれていました。

参加者に参加のきっかけを聞くと、「都構想」に関心がある人もいれば、「個別政策」で関心があって来られている人もいました。「反維新」の人も、そうでない人も、いました。3割くらいの人が初参加だったようです。
そういうセミナーになったこと、うれしく思います。

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(写真は主催者からの提供)
 
この9月からの大阪市と府の議会で、「都構想」重要案件がこんなにあがっています(下表)。
当会からは、それへの危機感と、市民として議会に意見を伝えていこう、とうったえました。

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(上の表は、当日資料の画像イメージ。PDFデータはこちら。

9月議会で審議される重要案件リスト(0924配布資料).pdf - Google ドライブ )


セミナーの報告としては、たくさん書きたいことはあるのですが、取り急ぎ、市民の声として、参加者の意見集を掲載します。

公明党をはじめとする議員のみなさん、ぜひ読んでください。
この議会で、住民のほうを向いて判断をしてください。明後日27日~29日の大阪市会・委員会に注目です!

1つ1つの政策に対して、その背景に、弱い立場の住民・子どもや中小企業がたくさんいることを絶対に忘れないでください。

そのことを忘れ、選挙協力のために維新のほうを向く政党には、(短期的には成功して見えても)未来はありません。


感想集1「どうなっているの 市バスの民営化プラン」から

『どうなっているの 市バスの民営化プラン 市民の足はまもられないの?』
のテーマへの感想集。
※感想の内容は、講演に基づかない内容を含んでいる場合があります。

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(講師:土居 靖範 立命館大学名誉教授)

●行政サービスが届かないと結局は弱者に一番しわ寄せが行く典型例だなと改めて思いました。

●拙速な議論ではなく、もっと住民への説明を丁寧にしてほしい。特に市バス・地下鉄の民営化(株式売却)は納得できない。

●他の自治体での事例、タクシー~バスの乗り継ぎ等、興味深かったです。

●地下鉄・バスは一本化で経営すべきと思います。

●過疎地域の交通のありかたについての知見は、大変参考になるのではと感じます。大変興味深い話でした。

●民営より実質公営の例に、今回は木曽町の例が取り上げられましたが、良い例はほかに福井(京福→地方自治体出資の越前鉄道)もあると私は思っています。

●バス問題は今後大きな足かせになるのはまちがいない。路線のわかりやすさなど、工夫は必要なのかと思った。なくすと西淀川など地下鉄のない地域の衰えが進むと思う。

●木曽町の資料、過疎ではなくても自動車のれない交通弱者は大阪市にもたくさんいます。

●あらためて市が市民の交通権を責任をもって守るべきと感じた。自民の言う「株式会社化」も疑問。株は配当されないこともある。一度株式会社化してしまえば、あと、その株を売却されない保証はない。市営を貫くべき。高槻市の市バスもがんばっているのでは。

●公営交通の維持が必要であるか認識しました。市バスの経営状況がいかに悪いか、また職員が働かないといったマイナスイメージを作り上げることによって、民営化に無理やり結びつけようとする維新のやり方は卑怯で許せない。

●公共交通が自治体の各サービスをつなげる架け橋だとよくわかりました。

●マスコミ・メディアは議論の中身より「騒ぎ」が大きくなることを望んでいるとしか思えない。結果、維新の焼け太りだけがあり公共の意味を考えさせられました。

●それでなくてもバス路線が減らされて不便している人が増えているのに。

●市民、住民が言う、発言する。バス路線、バスの本数。これを断つのが民営化。

●署名で世論を高めたい

●問題のポイントはわかりましたが、「民営化反対」を前提にしたお話でやや不公平というか、客観的な内容ではなかった気がします。私も「反対」ではありますが、橋下改革のよかった点も一部はあろうかと思います。民営化と現状維持の長所短所を多角的に検討していただきたかった。木曽町の事例はおもしろかったです。

●橋下市長は、「大阪市民はぜいたくだ」と言ってました。何という人なのだろうと思います。本当に怒っています。市民の足をうばっている人でなし。維新の政治をつぶしたい。

●コミバス市民ネットとして活動しています。民営化は何としても止めさせなければと思っています。若い方が多く参加されていましたが、署名に協力お願いします。
安心して住むためには移動のための市民の足が大切だと改めて思った。

 

感想集2「住吉市民病院がなくなったらどうなる」から

『住吉市民病院がなくなったら「大阪」はどうなる?』
のテーマへの感想集。
※感想の内容は、講演に基づかない内容を含んでいる場合があります。

●市民病院が無くなる大阪市が問題だと思います。

●ウイットに富んだ発言は、大変興味深いものでした。公立の病院の存在の大変さを痛切に感じました。

●未受診、飛び込みの違いもろくに知らず、飛び込みの実態を知って目からうろこでした。また、貧困と経済的不安の違いを聞いて新鮮でした。

●保健師として、現場で働いていて感じることは、本当に住吉市民病院がなくなったら、中央区の大阪市の未受診妊婦の行先はなくなってしまうと思います。
H30.4月からどうなってしまうんだろうと率直に不安も大きいです。住吉病院ほど柔軟に未受診妊婦に対応していただける病院はないと思います。
「住吉病院が廃止になって困る大阪がまずい」本当にその通りだと感じました。

●そもそも大阪の南北格差の大きな要因は、大きな病院がないことである。
住吉病院こそ止めてはいけない病院なのではないかと思った。経済状態から見てもそうである。

●住吉市民病院から見た大阪市の現状。貧困の増加は明らかに現府政、市政の無策が助長していると思った。実例等、市議会で参考人としてアピールできないか。

●地域で中核的な役割を担ってきた、なくてはならない病院をなぜ廃止する必要があるのか全く理解できません。市民が安心して子供を産めることが大事です。市はその立場に立って考えるべきです。

●お話を聞いて大阪の貧困に本当に心を痛めました。

●とてもわかりやすく講師の熱いお気持ちが伝わりました。住吉市民病院に助けていただいているご家族もたくさん知っているのでやはりなくなってほしくないです。

●民間で受け入れてもらえない飛び込み出産や未受診出産をどうするのか

●署名で世論を高めたい

●人の命のことを軽く考えている維新です。つぶそう維新!

●病院を失うことなどダメでしょう。もっともっと運動を!

●現場で働く人の話は説得力がある。松井知事の変な行動力は困ったものだ。

●「市バスの民営化」と同じく、行政サービスが届かないと結局は弱者に一番しわ寄せが行く典型例だなと改めて思いました。

●病院の存続が本質でないという観点、松井知事の強引なやり方には驚いた、大阪市がここ数年で厳しい状態にさらになってることを感じた。

●わかりやすく面白い話でした。貧困の実態もよくわかりましたが、もう一歩踏み込んで、貧困者を排除するのではなく、包含していくことの都市としての意義にも触れていただけたらより共感できたと思います。

 

感想集3「衛生研究所 独法化はやってはいけない」から

『衛生研究所 9月がヤマ場』(環科研・公衛研まもれネットワーク)
のテーマへの感想集。
※感想の内容は、講演に基づかない内容を含んでいる場合があります。


●知らないことだらけでしたが、独法化されれば、インフルや今回のはしか伝染はもっとシャレにならなくなっていたかもしれずゾッとしました。

●地域住民を大切にしていないことも分かった。松井さんのP4計画すごいですね。研究所のことは本当に心配しています。


●うその説明を地元にしてはいけないと腹が立ちました(P3、P4について)

●統合・独法化のメリットが見当たらないにもかかわらず、その流れが続いていることが悔しいです。

●知事の説明がいい加減であることがよく分かった。

●維新が無理解にP4を進めていることに怒りを覚えました。

●松井知事のはったりですでに矛盾が噴出している様子。ここが統合を止められる突破口になればと思う。

●公明対応が大阪の全体を決することがはっきりしましたね。特別区設置も同じく感じます。

●公明党は何を考えているのだ。

●議会の情勢として、公明党が統合に賛成する可能性があると聞いて、非常に憤りを感じます。創価学会に働きかけて何とかひっくりかえせないかと思います。本当にポリシーのない党でがっかりです。でもあきらめません。

●はしか対応のまずさが表面化したのに、現場の声をまったく首長が反映していない

●生々しい現場からの報告だった。

●私たちの生活を守るためには大切なところですよね。維新の人間は金もうけになることしか考えていないのでは。

●大阪府市のしている悪の部分、たくさん勉強できました。みなで運動しましょう

●P3、P4といったことがちょっとよくわかりませんでした。P4必要ならベイエリアに移転というのもありえるのでは。より身近に何が困るのか説明頂きたいです(あとの平松さんの説明でわかりました)。

●維新のことを支持している人にも来てもらって、事実を知ってほしいなと思います。現状は壁が双方にありますが。

●個別の政策で具体的に、そのキケンさを、少しでも市民に知ってもらえるように、取り組んでいきたいと思います。


その他、議会へのご意見など

●公明党は右向け右の組織なので、学会へのロビー活動をすべき。特に婦人部。地域の民生委員は学会・共産系の支持者が多いです。今日は非常に勉強になりました。

●衛生研究所に関することで、ビラまき等アクションあればお手伝いします。

●自民の総合区が素案としてあがってくること、公明の総合区案は決定案ではないということの説明を、学習会、保守派の方へ広く門を広報を望みます。

●とにかく定期的に勉強会をやってください。

●政治的な駆け引きもあるのかもしれませんが、どうか各会派には原点に立ち返っていただきたい。

●どの問題でも、メディアが、松井らの言い分をうのみにして「広報誌」と化している。問題点等、メディアへの発信も大切と思う。平松さんも言及されている通り。

●中身のある議論をしっかりやってほしいと思います。自らは府民市民の代表であり、何がメリットなのかしっかり説明できるよう勉強して答弁に臨んでほしいです。

●議員は選挙が大事なのはわかりますが、大阪市を切り売りして、ばら売りで都構想を進めれば、府民市民不幸になります。ちゃんと暮らしを考えてください。

●どのテーマの議案も、大した検討もなく打ち上げたものばかり。それをまじめに検証、反証すればするほど、ドン・キホーテ状態に見える(ツライ)。結果として、選挙のたびにアホ維新がかつ。なんでや。

●どうして市民の暮らしをつぶしていくのか理解できない。
知らない、知らされないところで、勝手に大事な財産を切り売りされて安心安全を奪われて、そのせいで犠牲になるお年寄り、子ども、女性、障がい者、そして肥え太る人がいるのは本当に許せない。各会派、命・暮らしを真剣に考えてください。このまま進むのは「罪」ですよ。

●市職員、市民に対して思想調査をしたことで裁判で判決が出たけど、橋下は市民、職員に謝っていない、この人は許せないです。

●基本的なことをわかっていないのにたれ流すメディアへの腹立たしさに共感。