環科研・公衛研まもれ@大阪

橋下維新の大阪市解体(都構想)は許せない!大阪市立 環境科学研究所(環科研)、大阪府立 公衆衛生研究所(公衛研)の統合 · 独法化、反対。メール dokuhou.hantai@gmail.com ツイッター @dokuhou_hantai

【大阪市営交通・水道・衛生研究所】 「12・4市民集会」、参加者の感想・意見アップ!

「12・4 緊急市民集会  いいの?その"民営化" 。つくりましょう!大阪モデル」
に寄せられた参加者からの感想の一部を掲載!


↓↓ちなみに、集会はこれです↓↓

dokuhou-hantai.hatenablog.com


集会でいただいた「感想」の集計をして、やってよかったーと改めて感じています。
雨で、時間帯も悪く、そして音響もよくなかったのですが、参加してくれた方々が「次」のことも含めて、前向きに意見を出してくださいました。
これに応えて、がんばらないと!と思ってます。

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12・4集会の参加者の感想

(以下、感想は、匿名性の保持やわかりやすさの観点から、一部、編集・補足しています。)

 

●地下鉄市バス民営化反対の理由がよく理解できました。また、黒字なのに民営化を計画している水道についても、黒字だから民営化する理屈がいかに不当かよく理解できました。公衛研・環科研はパンデミックや緊急危機管理で公権力を行使する際の「原因と対策対応」を求める根幹の検査です。緊急時公権力を伴う調査研究が民間に任せることは大変危険でありえないことです。なかなか市民の皆さんには伝わりにくいですが、いよいよ正念場です。がんばりましょう。

●どんどん滅びの道を突っ走っているという感じがしていましたが、こんなに考えて運動されている人々がいるということが分かってよかったです。「再公営化」がされている所もあるというのは初めて聞きました。もっと考えて話し合っていければいいと思います。

●市営交通・水道の民営化、衛生研究所の独法化に共通して言えるのは、公が担うべき役割は何か、公しかできない安全・安心の確保という重要な視点が全く欠けているところだと思います。市場原理になじまない業務を支えるのが公共の使命であるのに、単なるもうけや採算ばかりに目が向けられるようマスコミが維新と一体となって市民をあおっていることで、より問題点を見えなくさせられています。大阪が新自由主義を存続させるために、公共を一気に民営化に移行させることの最初の事例として、国家レベルで強引に進められようとしています。これは何としてもストップさせないといけないと思います。

●「民営化は古い」「世界は再公営化の流れ」という切り口がわかりやすい。この切り口を軸として、チラシ、HPのデザインからそれぞれの団体が、訴える内容まで練る必要があると思います。何度かの会合に出席させていただいていますが、内容は興味深く勉強にはなるが、維新に対抗するには政策論で戦っても効果がうすい。上記の切り口から統一の戦略をたてて、イメージ戦で相手を上回る必要があると思います。
あと、細かいことですが、マイクの反響があり聞き取りにくい場面が多かった。手弁当のため難しいことと思いますが、闘うにあたり、こういった小さい点や、チラシ文言、デザイン、ロゴのスペースなど細かい部分でも徹底してこだわっていくべきかと思います。

●お疲れさまでした。ありがとうございました。時間的な問題もあると思いますが、住吉市民病院のお話も伺いたかったです。本当に、市民、国民にとって良い行政のありかたを考えていきたいですし、市長をはじめ、現実的な行政力を持つ人々に真剣に考えさえるにはどうしたら良いのかを考える必要があると思います。

●市民は何か行動しないといけないと思う。今まで学習はいろいろしてきたが、市民がどのポイントを押さえ、何をすべきかよくわからなかったが、今回、コーディネーターの平松氏が的を絞り、何を問題にすべきかかなり明確に理解できるようにしてくださったように思う。さらに市民は何をすべきか・・。

●最初のプレゼンは、この学習会に参加している人はもうそういう話は知っているのでは?と、まどろこしい思いもあったが、パネルディスカッションは非常に有意義だと思う。毎日、地下鉄を利用し、市営であることに誇りを感じている市民です。平松氏のおっしゃるように都市格をあげたいですね。

●大阪の人は民営化という言葉に公共性が失われるという考え方があまりにも少ない。民営化の後ろに、営利企業化のような言葉を「」にでも入れて、むしろその言葉を普及させていくべき。交通の問題はかなり具体的でいい。

●防災との関連性を今後は重視することは説得力があると思う。それと2018年に住民投票の可能性を考え、市長選の前倒しも考えられるので、市民マニフェスト作りを急ぐべき。

●市営交通については、現在の市バスの黒字になっている事情を解説しきれていない部分がある。補助金なしでも黒字になっているのは、人件費のカットと、大幅な経費の圧縮が原因であり、設備投資を怠ったつけはこれから出てくるものである。
その中でも無理やりに高い制服を更新したりするのは、民営化直前の経費の食い逃げとしか思えない。現時点でのより一層の精査と監視を進めるべきであり、なし崩し的に進めるのは非常に大きなリスクを市民に負わせるものでしかない。

●安全安心の公共交通機関の確立を守り、育てよ!市民、高齢者、障害者を守ること。

●各会派の議員をゲストに呼んで話を聞かせてほしい。

●パンフレット、資料等まとめて本屋さん等においたらどうですか。


●勉強になりました。現場の方の話はとてもよかった。
話を聞いていて、水と衛生は全く民営化と相いれないと感じた。市民運動としてどう取り組むのか、どう各政党とむきあうのか、少し消化不良だった。

●地下鉄民営化、水道民営化、環科研の独法化についての理解を深めることができた一方、他の問題についての言及が少なく、もう少し時間があればと感じました。今後もこうした問題を取り上げていただきたいです。特に市立住吉市民病院について関心があります。

●水道事業は、もっと広い範囲で公共財として行うべきという提案は、目からウロコが落ちる思いでした。民営化はトンチンカンですね。私たちは、他の仕事を持っていて、勉強してこういったことについていくのはすごく大変です。議員がちゃんと勉強して、公の役割を理解していれば、いつか破たんするのは明らかで、パフォーマンスを打ち上げ続けるのは恐ろしくてできないと思うのですが。

●3者それぞれの分野が違うものの、大阪市が進めている「改革プラン2.0」で共通しているものは、自治体が大手企業の儲けの場として提供する役割が間違いである。①大阪の経済の基盤をどうつくるか。東京のマネではなく、大阪らしい中小企業の優れた経済政策、②行政の住民、市民の参加がない。この2つがはっきりしない場当たり的なものになってしまう。

●市民の目線で考えて、何事も決めてほしいが、決定機関にどう反映させるかだ。弱い立場の人を救うのは政治の力でしかない。

●「民営化・統合案件の今ココリスト」はよくできた表だと思いました。リストに羅列されるだけで、大阪の「改革」は怪しいとわかるように感じました。交通政策についてのお話に特徴的であったように、行政の役割、理念のようなものを核に、議論を組み立てていく必要があるように思いました。

●内容を各自もっとわかりやすく他へ伝えやすい言葉と長さで。マイクが非常に聞き取りにくい。興味のない人たちへ伝えるために、もっと短く、適格な言葉でつきつけてほしい。開催ありがとうございました。

●民と公の役割を市民の目線で見直してほしいです。
今、行われようとしている民営化の根本的な問題はすべての事例で共通している。私は幼稚園の廃園案でようやく、この大阪の状況に気づくことができました。まだ多くの方が「改革」の美名におどらされている様に思います。大阪の教育についても、とても大きな問題がいたる所で発生しています。幼稚園、小学校は小さな世界で3年、6年で保護者も当事者ではなくなります。声は上げにくいと思いますが、子育て世代のつながりを大事に、大阪の子どもたちの今を守ってあげてほしい。
「交通」「水道」「衛生研究所」は、私たちの生活、人間形成に重要なことから、投げださないでほしい。政治の功績だけを見て、大阪市民の方を向いていない。同じ大阪市民の中で、いがみ合う状況は本当に悲しい。歩み寄ることはなぜできないのか?と思う。

●公営事業が市場主義の中でどうなっていくのか不安に感じた。

●大阪の行政が「改革」という名を借りた政治的宣伝材料として利用されていることがわかりました。大変有意義でした。

●「公」の役割、「公」がしなければならない事業ということをもっと明確に打ち出してほしい。書かれている内容は一般市民にはよくわからないと思う。こちらが「改革」という場合、行政側の改革=民営化とどうちがうのか?改革の文字が多すぎて、混乱すると思う。「公」を守るためには「民営化反対」を明確にすべきと思います。

●公のやる仕事をはき違えた「維新の会」の勢力を選挙で落選させないと、根本的な解決にはならない。その運動が市民を動かすことができれば、同じベクトルで誤った路線を突っ走る「安倍政権」も止めることができると思う。

●目先の利益を追う公共のありかたは”異常”とのメッセージ。水道も交通手段も、環科研公衛研も市民の生活の基本を支える事業。地方自治体レベルでしっかり守っていき、地域に広げていきたいですね。”大阪モデル”を呼びかけている心意気に乾杯!!

●日曜日の夜はやはり集まりにくいと思います。今後の企画の際にはご一考を。
民営化から都構想へと、来年は大きな動きが予想されます。できるだけ広いネットワークの組織化が必要でしょう。この集会を契機にしたいと思いました。

●維新市長が民営化方針を決めましたが、稼動柵が民営化でつくられない点、浸水対策が手つかずになっている(8/3発表)。バス25%カットで1時間に1ダイヤになっている。これでは都市格が失われ、大都市大阪が市民から見放されている。徹底的な討議を。

●雨の中、多くの方が参加されていて心強かったです。
お話はもちろん専門的なことは初めて聞く内容でしたが、方向として民営化すべきではないという点では、参加する前から考えていたことと同じです。僕としては、そのような考えを持つ人たちの望まぬ方向に社会が進みつつあることを止めることができていないということです。
そのことについて、どんなことをやれば流れを変えることができるのでしょうか。僕自身にとって、これからも考えていく継続テーマです。"

●TV、新聞等、メディアからの参加が増えてほしいですね・・・。IWJさんの宣伝したいくらいです。大阪の「都市格」考えていきたいです。脱・お笑い100万票!

●大阪市において危険な道に進もうとしている現状はどうにかしなければならないと思います。多くの市民に現在起きつつあることを知っていただく動きを早急にやっていくことが必要です。もはや時間が残されていません。

●(交通)都心への再回帰が主張されているようなこともありますが、交通体系それ自体をどうすればいいかという見方も示していただければと感じました。
(水道)流域で水資源の分配を考えるというお話が大変興味深かったです。
(環科研)法的な根拠がないため行政の名目を利用して停止措置ができなくなるのでしょうか。それとも財政的なところや、力関係の問題でしょうか。

●いずれも非常に重要な問題です。民の力ももちろん重要ですが、利益に左右されない公が管理をする必要があります。民営企業、行政、市民の3者が協力し合う必要があります。企業人も公務員もみんな市民(1人の人間)です。地下鉄とバスは、動脈と毛細血管との関係で、末端がなくなれば動脈にも影響する。そのうち体が死んでしまう。

●市民のために市費を投入するべき部門まで民営化するのは自治体のすることではないと思います。

●即効性が求められる時代ですが、地道、地味な行動は必ず実を結ぶと信じています。今後も企画よろしくお願いします。

●参加するかどうか迷っていたのですが、参加してよかったです。
考える視点を得ることができました。テーマが違うので発言はありませんでしたが、IR法案が可決され、夢洲にカジノができるのも、おなじ新自由主義の流れの中で考えることができると思います。

●フツーに考えて、水道や地下鉄バスや公衆衛生を民営化するなんてダメヤローと思っていたが、どうしてダメなのか、きちんと説明できることは大切だなーと、発言された皆さんの話を聞いて考えさせられた。
「民」がすべて悪いわけではない。なぜ「公」でなければならないのか、「公」の役割をきちんと考えて、発言していかなければならない。

●全体的に時間が足らなかったように思います。もう少し具体的に聞きたかったです。こうした問題は市民の命につながる大事な問題です。これからも継続的に続けてください。

●1.それなりの「つくりましょう大阪モデル」が提起されていました。しかし「維新」は「管理運営」事項は選挙で選ばれた者がやるのだとしているので、まずこれをどんなふうにぶち破るのか。
2.労働者は格差をつけられ貧困化することになることが指摘されるべき



12・4集会の感想の掲載は以上です。

 ↓↓集会当日に公表した「緊急提案」も、まだのかたはぜひ↓↓

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