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環科研・公衛研まもれ@大阪

橋下維新の大阪市解体(都構想)は許せない!大阪市立 環境科学研究所(環科研)、大阪府立 公衆衛生研究所(公衛研)の統合 · 独法化、反対。メール dokuhou.hantai@gmail.com ツイッター @dokuhou_hantai

衛生研究所問題を、朝日、毎日が大きく報道しましたが・・(ますます8/22,8/27は目が離せない)

資料(議会質疑、報道など)

8/22の「第5回副首都推進本部会議」を前にして、新聞各社が、環科研と公衛研の統合について報じています。

新聞記事について、コメントします。

一行目からしてどーなってるんだ「朝日新聞」は!(2016/8/19 夕刊)

大阪府立公衆衛生研と大阪市立環境科学研を集約へ:朝日新聞デジタル

f:id:dokuhouhantai:20160820172158p:plain


なんだこれは。1行目からとんでもないじゃないか。

「来年4月に組織が統合されることが決まっている」って、いつ?どこで?誰が決めたんだ?
松井知事らの提案する方針なだけで、何ら決定事項ではありません。

朝日新聞は、ちゃんと必要な手続きを確認しました?

国の認可も、議会の承認もまだなのに、「統合が決まっている」って報道としておかしくないですか?


議会は、議会軽視だと、怒ってほしいですね。国も。私らはお飾りか!?と。

ちなみに必要な手続きは以下です。まだ3つも残ってますがな!

 

1つ目 府、市議会それぞれでの、関係議案の可決 

●大阪府議会

可決「①独法組織の定款」
可決「②現・研究所の廃止」
可決「③独法組織への職員の引き継ぎ」
可決「④独法組織の中期目標」
可決「⑤法人財産の取り決め」
※ただし、可決後に状況が大幅に変わっており、①、④、⑤は修正が必須。←今ココ


●大阪市議会

可決「①独法組織の定款」
可決「②現・研究所の廃止」(2016/3/28)
可決「③独法組織への職員の引き継ぎ」(2016/3/28)
←今ココ
未「④独法組織の中期目標」(9月議会)
未「⑤法人財産の取り決め」(9月議会)
※可決後に状況が大幅に変わっており、①は修正が必須。
※2016.3月の大阪市会で、統合独法化には「重大な欠陥がある」と公明が指摘し、7つの条件を付けた。その7つの条件がクリアされなければ、④⑤は承認されない。

 
2つ目 総務省の認可

まだ。

議会の①③④⑤の議決を経て、認可申請
※地独法の附帯決議(職員・職員団体と十分な協議が必須)の趣旨を踏まえながら認可事務を進める。

 

3つ目 職員団体との労使合意

 まだです。2013年に、一方的"協議"は行われ、労使合意はない。

 

朝日新聞は、ふだん私は一番読んでいるのに、残念でした。

だいたい、3月の議会で、市民の命を守るための機能が守られるのかどうか、委員会で論戦になっていたのに、この新聞記事はそれにまったく触れていないし。
そもそも環科研は3億円かけて耐震工事終わってるのに、なんでつぶしてしまうのか?そんな観点もない。

「東京都の地方衛生研究所」に関する記述部分も、松井知事の意向をそのまま書いてるだけだし。東京都は直営だし、箱ものつくったら、機能強化されるのか?
疑問をもったんでしょうか記者は。素直にゆーとーり書いたんでしょうか。

色々上からの圧力もあると思いますが、記者の方々にはジャーナリスト根性を見せてほしいです。

 

「毎日新聞」(2016/8/19 朝刊)

http://mainichi.jp/articles/20160819/ddn/041/010/004000c

f:id:dokuhouhantai:20160820174433p:plain


毎日新聞のこの記事は、朝日よりも客観的に書かれているとは思います。

いちおう、「(大阪市と大阪府が)来月4月に統合予定の」とはなっていますし。

そりゃこちらからしたら、もっと批判的に書いてよとは願望しますけども。

←コメント短か


いまなぜこの報道?

衛生研究所って、どんなに誰かが熱く語っても、なかなか地味な扱いはまぬがれないと思うんです。マスコミも興味は持ちにくいと思います。

ところが、なぜか、割と大きな枠を割いて報道がほぼ同時になされました。
これは、かなり政治的に焦点化されている、ということだと思います。
そして朝日は大本営発表みたいな「統合が決定している研究所」との記事。

私はこのような活動をする以前は、新聞に書いてあることは、もう決まっちゃってんのかな、と思っていました。
しかし、記事が出ている時点で決まっているわけではなく、むしろ報道にどんな記事を出させるかどうか、が、一つの政治的な動きだというのは実感します。

それで、ちょっと話は戻って、なぜこの記事が今出たかなのですが。

2社が書いている「施設一元化で100億円」の話も、毎日が書いている「疫学調査」「検査精度の確保」の話も、松井大阪知事や吉村市長がとつじょ言い出したことなのですが、これらの言い出したことは、研究所のことをよく調べている者からすると、ちゃんちゃらおかしい話かデマなんですよね。
(このブログ記事でなぜちゃんちゃらおかしいか、書いています。
8月22日ますます見逃せない。「研究所一元化に100億円」をどう見るか。 - 環科研・公衛研まもれ@大阪
なぜデマか、書いてます。
松井・大阪府知事が言い出した「統合・独法化で疫学調査の機能強化」はとんでもないデマ - 環科研・公衛研まもれ@大阪 )


いっぽう、これらは同時に、いずれも、この9月の大阪市議会で審議される、公明が求めている「機能強化」に関する大阪維新の返答でもあります。

だから、「この記事が出た」という事実から言えることは、
9月議会でなんとしても公明の賛成を取り付けたい松井知事・吉村市長は、マスコミに「2017.4月の研究所の統合は既成事実」のように言わせて、
公明さんの外堀を埋めたうえで、ちゃんちゃらおかしい話とデマでもって、9月議会を乗り切ろう、公明の「賛成」を得よう、という、
いわば奇策に打って出た、ということです。

そんなのおかしいですね。

新聞各社もそんなのに乗らないでほしいですし。

公明党のみなさんも、「おかしい」ということはお気づきなのではないでしょうか。
お気づきでないなら、当方ブログをぜひ読んでください。資料は送付していますので、見てくださったと思いますが。

おかしな話には、議会で、内容でもって議論をしてください。

調べれば調べるほど、統合・独法化はシンプルに、「やってはいけない」という結論1点です。
どんな奇策を出されても、「それは盲点つかれたわ!」と思えたことがありません。
今後も、大阪維新が何かを出すたびに、それはいかにやってはいけないか、いかにデタラメで不正か、具体的に書いていくつもりです。

長くなりましたが、少なくともこんな時点のもので「賛成」したら後々絶対に禍根を残しますし、市民の命が守れません。
公明のみなさん、議員のみなさん、そして市民のみなさん、ぜひ以下の8/27集会に来てください。 ↓ ↓

www.youtube.com