環科研・公衛研まもれ@大阪

橋下維新の大阪市解体(都構想)は許せない!大阪市立 環境科学研究所(環科研)、大阪府立 公衆衛生研究所(公衛研)の統合 · 独法化、反対。メール dokuhou.hantai@gmail.com ツイッター @dokuhou_hantai

大阪市と府の衛生研究所の独法化はまだ止められます。12/4集会にご参加を。

あー、ほんとにあり得ない。

衛生研究所の統合・独法化は、以下のように、関連議案が、府と市の議会で可決してしまいました。

●2016年10月4日 大阪「市」議会
・議案第186号 平成28年度大阪市一般会計補正予算(第2回)
・議案第204号 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所に係る中期目標の制定について
・議案第205号 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所に承継させる財産について
・議案第206号 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所の重要な財産を定める協議について
→いずれも維新と公明のみ賛成


●2016年10月25日 大阪「府」議会
・議案番号1  平成28年度大阪府一般会計補正予算(第3号)の件
・議案番号25  地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所に係る中期目標の一部を変更する件
・議案番号29  地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所の重要な財産を定める件→いずれも維新と公明のみ賛成

※ちなみに大阪府議会のホームページでは、議案そのものが公開されていないので、何が具体的に通ったのか府民はわかりません。府議会の動画とかは見やすいからいいですが、これは全然ダメすぎます。


これによって、
ついに、「今ココ」リストが、このような状況に・・・(怒)

 

(1)府、市議会それぞれでの、関係議案の可決 

●大阪府議会

可決「①独法組織の定款」
可決「②現・研究所の廃止」
可決「③独法組織への職員の引き継ぎ」
可決「④独法組織の中期目標」
可決「⑤法人財産の取り決め」
※可決後に状況が大幅に変わっており、①、④、⑤は修正が必須。
④⑤の修正案が可決(2016/10/25)
←今ココ
あれ?やるべき①の修正をしてませんよ!


●大阪市議会

可決「①独法組織の定款」
可決「②現・研究所の廃止」(2016/3/28)
可決「③独法組織への職員の引き継ぎ」(2016/3/28)
※可決後に状況が大幅に変わっており、①は修正が必須。
可決「④独法組織の中期目標」(2016/10/4)
可決「⑤法人財産の取り決め」(2016/10/4)
←今ココ
あれ?やるべき①の修正をしてませんよ!

 
(2)総務省の認可

まだです。

議会の①③④⑤の議決を経て、認可申請
※地独法の附帯決議(職員・職員団体と十分な協議が必須)の趣旨を踏まえながら認可事務を進める。

 

(3)職員団体との労使合意

 まだです。2013年に、以下の一方的協議は行われ、労使合意はないようです。労組は絶対反対でがんばってほしい!




・・・議会で定款の修正案がないじゃないですか。

議会のみなさん、どう考えても定款の修正がないのはおかしいですよね。

3年前に可決した定款は、2施設1法人。
しかし、今回の議会で、1施設1法人に、法人の内容ががらっと変わりました。
(大阪市議会では議案第186号。大阪府議会では議案番号1。)

だったら定款変えなあかんやないかい!

まさか、これでしゃーしゃーと終わるつもりじゃないでしょうね。

自分の財産・建物が確定していないまま外に放り出される法人なんて、あり得ますか?
それで機能強化だと?
民間で通用するか、そんな理屈。

市民や、まともな議員のみなさん。
(維新にも、これやばくないか?と思っている議員いますよね?)

こんな異常なやりかた、絶対ダメですよ。
こんなんで、2017年4月の独法化の見切り発車はやめてください。

財産・建物が確定していない(1施設1法人案に地元は大反対なのも含め)。
実地疫学調査は、どんな緊急事態だろうと、未来永劫できなくなる。
「独法化で弾力的運営」とか言って、大事な業務が切り捨てられる。
中核市への支援も余計にできなくなる。

そうやって、大阪市の大事な衛研つぶす気ですか?

独法化は、やった後に、必ず、大問題が起きます。
それは、命にかかわる問題です。

どうやって責任取れるんですか?
そのときも、研究員のせいにするの?
そこまでやられて、研究員も黙っていないでしょ。
黙って見える多くの研究員も、むちゃくちゃ怒ってますよ。
誇りもって働いているんですから。

維新と公明、府幹部は、そういうこと知ってるんですか?

政局だけで、見切り発車でも進めようとして、
その方々、いったい、どうやって責任とりますか?

そこまで覚悟できている人いますか?
いないですよね。
だったら絶対やめるべきです。今ならまだ間に合うでしょう。

とんでもないことを無責任に進めようとしている、府の幹部、維新、公明の議員の一部のみなさん。
今からでも、「やっぱり間違っていた」と、職を賭してでも、声をあげてください。
残された12月までの議会なり、
2月議会で、反対に回ってください。


それにしても、現場に責任をとらないのは、ぜい弱な市政です。維新政治は強くもなんともない。

市民や地元住民のみなさん、NOの声をあげませんか?
そうしたら必ず状況は変わります。

衛生研究所の独法化も、その他の民営化も、止められます。

この集会、行きましょう。

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