環科研・公衛研まもれ@大阪

橋下維新の大阪市解体(都構想)は許せない!大阪市立 環境科学研究所(環科研)、大阪府立 公衆衛生研究所(公衛研)の統合 · 独法化、反対。メール dokuhou.hantai@gmail.com ツイッター @dokuhou_hantai

衛生研究所問題を、朝日、毎日が大きく報道しましたが・・(ますます8/22,8/27は目が離せない)

8/22の「第5回副首都推進本部会議」を前にして、新聞各社が、環科研と公衛研の統合について報じています。

新聞記事について、コメントします。

一行目からしてどーなってるんだ「朝日新聞」は!(2016/8/19 夕刊)

大阪府立公衆衛生研と大阪市立環境科学研を集約へ:朝日新聞デジタル

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なんだこれは。1行目からとんでもないじゃないか。

「来年4月に組織が統合されることが決まっている」って、いつ?どこで?誰が決めたんだ?
松井知事らの提案する方針なだけで、何ら決定事項ではありません。

朝日新聞は、ちゃんと必要な手続きを確認しました?

国の認可も、議会の承認もまだなのに、「統合が決まっている」って報道としておかしくないですか?


議会は、議会軽視だと、怒ってほしいですね。国も。私らはお飾りか!?と。

ちなみに必要な手続きは以下です。まだ3つも残ってますがな!

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松井・大阪府知事が言い出した「統合・独法化で疫学調査の機能強化」はとんでもないデマ

昨日のブログでは、公衛研・環科研の統合・独法化について、

松井・大阪府知事と吉村・大阪市長が、
「新施設一元化で100億円」

「情報管理部門や疫学調査チームを新設し、統合による機能強化を打ち出す」

と言い出したニュースのことを書きました。

8月22日ますます見逃せない。「研究所一元化に100億円」をどう見るか。 - 環科研・公衛研まもれ@大阪

 

今回は、この松井知事らのいう、「統合・独法化で、疫学調査チームによる機能強化」はふざけるな!と言いたい記事です。

 

統合・独法化で疫学調査チームができるだと?

なにがなんでも『統合したら機能強化できるならええやん』という印象をつくりたいようです。みんなだまされないで!

独法化したら、「疫学調査」は、逆に機能しなくなります。

これ大事なポイントです。

 

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8月22日ますます見逃せない。「研究所一元化に100億円」をどう見るか。

8月22日の「第5回副首都推進本部会議」が要注目だと昨日、書きました。
8月22日(月)「第5回副首都推進本部会議」は大学、研究所統合と重要テーマ。見どころ紹介。 - 環科研・公衛研まもれ@大阪 )

その追加情報です。

研究所の施設一元化に100億円?どこにそんなお金が?

本日8/17の報道。
「大阪府立公衆衛生研究所と大阪市立環境科学研究所の統合を巡り、両研究所の施設を一元化する場合、100億円前後の費用が必要と府と市が試算していることが16日、分かった。松井一郎知事と吉村洋文市長は22日に本格的な協議を始める。」
とのこと。

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(2016/8/17 大阪日日新聞。「帰ってきた ちりめんさん」のツイートから拝借。https://twitter.com/chirimen_jack/status/765871310501126144 )

 

なんだ100億円って。
松井知事、ついこないだ「ケチケチ作戦」ゆうてましたよね。
大阪府のどこにそんなお金のゆとりがあったんですか?

まさか、大阪市の税金を食い物にするつもりではないでしょうね。
大阪市には3億かけて耐震工事済みの環科研があるんだから、大阪市がお金を出す理由はないですよ!

お金の出どころについても要チェックですね。


というか、これもデマじゃないんですか?

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8月22日(月)「第5回副首都推進本部会議」は大学、研究所統合と重要テーマ。見どころ紹介。

8月22日(月)に「第5回副首都推進本部会議」が開かれます。
本日8/16、プレスリリースがありました。
(大阪市HP:大阪市 副首都推進局 【報道発表資料】第5回副首都推進本部会議を開催します


なんと、
(1)市立大学・府立大学の統合
(2)環科研・公衛研の統合
(3)市工研・産技研の統合

と、大阪市解体の重要3案件がテーマ。

要・注目です!

環科研・公衛研まもれネットワークとしても、当然、ウォッチして、ここで発信していきます。

以下は、この会議の見どころです。

 

見どころは、上山信一・特別顧問

上山信一氏は、大阪維新の中心人物、大阪府と市の特別顧問。
不透明なぼったくり顧問料が、たびたび議会で指摘されてきた人です。

最近、小池百合子・東京都知事が、上山氏を顧問に雇い入れるという維新との連携ぶりが話題になりました。

とにかく「産業支援」の名で、お金持ち優遇社会をいかに実現していくか、に並々ならぬ執念を燃やしている人物です。

上山信一氏が「産業支援」を言うときは要注意

上山信一が「産業支援」を言うときは大阪市民にとってろくなことがありません。

上山信一氏は、2012(H24)年6月5日の府市統合本部会議で、衛生研究所について「投資して、地域全体の医療産業のインフラの1つして前向きに考えられる」が、そうでなければ「徹底的な外注化」だと主張。
また、「全国唯一、生レバーが食せる街・大阪」など、公衆衛生とは真逆の産業支援策の強化を示しました。

一貫した上山信一氏の態度として、研究所の「検査部門」について口を開くときはリストラ・外注化のことばかり、研究所の「機能強化」については本来の公衆衛生をあまりにも逸脱した「産業支援」のことばかり。これは、定款や議会答弁で説明してきた「公衆衛生の機能強化」とは明白に異なるものです。


(かなりマニアックな記事ですが、上山氏の発言を数年にわたってウォッチし判明した傾向を記事にしたのがこちら。お勧めです。上山信一・大阪府市特別顧問から引用リツイートありました。それに対する公開質問です。 - 環科研・公衛研まもれ@大阪 )

 

外されたはずの「産業支援」を、むしかえして復活させようとする上山氏。その意向が、8/22会議でどこまで通されるのか。

上山氏の2012年~の言動から、「産業支援」=「リストラ・機能低下」との疑いが極めて濃厚になり、2014,2015年の大阪市議会では研究所の統合案は否決が続きました。

それが、2015年に大阪市長が吉村氏に変わり、「正すべきところは正す」として、対話の姿勢をアピール。
2016年3月大阪市議会で、吉村市長が公明に「機能強化を約束する」と持ちかけ、上山氏の「産業支援」は封じ込められる形で、研究所の統合案が、維新+公明の賛成で可決されました。

6/18の第1回評価委員会(独立行政法人の中期目標が適正かを評価する機関)では、当初の「中期目標」案(※1)から「産業支援」の内容を削除するかたちで、6/28改訂版「中期目標」案(※2)が提示されました。
つまり、議会での議論を受けて、上山氏の「産業支援」は外されたということです。

な・の・に!

その後、7/13に、上山信一氏は特別顧問として、研究所の統合、大学の統合、について、「産業支援」の観点を入れるように「助言」。

そして、なんと、「評価委員会」という第三者機関での議論よりも、私的顧問の上山氏の「助言」を最優先した府・市の理事者は、7/27の第2回評価委員会で、「産業支援」の内容を復活させた7/27改訂版「中期目標」案(※3)を提示。

どんだけ二転三転しとんの。専門性のない、第三者性のない、特別顧問のご「助言」に。あほですか。

なにより、議会軽視!絶対ゆるしてはなりません。

公明党をはじめとした、市民のための政党のみなさん。
3月の議会の結果をうけて外したはずの「産業支援」を上山信一が不公正に復活させるのを、許せるわけはありません。

8/22の「第5回副首都推進本部会議」、みんなで監視しましょう。


【参考資料】
●評価委員会の情報はここで公開されています。
大阪府/平成28年度 大阪府市地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所評価委員会


●中期目標案の変遷

(※1)当初の「中期目標」案
(2013(H25)年12月に府議会で可決済み)
3 新たな事業展開
地方独立行政法人への移行を契機とし、より幅広い視野から、研究所の有する人的及び物的な資源を活用して、公衆衛生行政の実施主体である自治体や産学官関係機関等に対し研究所が有する技術及び知見を提供し、住民の健康増進及び生活の安全確保に寄与するように努めること。

 
(※2)6/28改訂版「中期目標」案
(2016(H28)年6月28日、第1回評価委員会で配布)
3 新たな事業展開
 府市研究所の統合を契機とし、西日本の中核的な地方衛生研究所として、健康危機に関わる情報収集や発信機能の充実強化を図るとともに、情報解析機能を培い、疫学調査などへの取り組みを涵養すること。また、研究所に新たな人的及び物的な資源を確保して公衆衛生行政の実施主体である自治体や保健所に対し研究所が有する技術及び知見を提供し、住民の健康増進及び生活の安全確保に寄与するように努めること。新たな事業展開にあたっては、地方衛生研究所としての機能に支障が出ないよう十分配慮すること
(注)当初案から、「産業支援」の内容が削除された。
 
(※3)7/27改定版「中期目標」案
(2016(H28)年7月27日、第2回評価委員会で配布)
3 特に拡充すべき機能と新たな事業展開
 府市研究所の統合を契機とし、西日本の中核的な地方衛生研究所として、健康危機に関わる情報収集や発信機能の充実強化を図るとともに、情報解析機能を培い、疫学調査などへの取り組みを涵養すること。また、必要な人的及び物的資源を確保して公衆衛生行政の実施主体である自治体や保健所に対し、研究所が有する技術及び知見を提供すること。さらに、人材育成においては自治体のみならず、学術分野、産業界との連携も図ること。また、産業界に対しての専門性に基づく相談機能の拡充を図ること。
新たな事業展開にあたっては、地方衛生研究所としての機能に支障が生じないよう十分配慮すること。
(注)産業界に対する機能が復活し、拡大された。
 
●第2回評価委員会の資料から引用。
「資料1 第1回評価委員会での主な意見」では、「「新たな事業展開」では、もともと「産官学」や「関係機関」といっ た文言が入っていたが、なぜそのように記載しているのか、意味合いが 理解できない。」との意見があったと書かれています。
「資料2 外部有識者の主な意見」では、「産業界に関しては相談機能等、地衛研として行うべきかどうかを判断したうえで実施すべき」との意見があったと書かれています。
いずれも、当初案で新たな事業展開として産業支援が位置付けられていることに対する疑問や、慎重意見であり、いったんTF案で削除されたものを第2回評価委員会で復活した理由になりません。
  

●上山信一氏の顧問活動
(活動は不透明ですが、事後に大阪市HP等で概要は公開されます。大阪市市政 副首都推進局 大阪市市政 府立公衆衛生研究所・市立環境科学研究所関係 

大阪市市政 大学関係 )

議題 知事との意見交換
日   時 平成28年7月 13 日(水) 11 時 00 分~11 時 20 分
場   所 大阪府庁3階 知事室
出 席 者
(特別顧問・特別参与) :上山特別顧問、亀山特別参与、本多特別 参与、安川特別参与 (職員等) :副首都推進局副首都企画推進担当部長、事業再編担当 課長、事業再編担当課長代理
論   点 ○府市統合案件の今後の進め方などを意見交換
主な意見 ○大学や公設試験研究施設などの府市の統合案件について、大阪 の都市機能を高める観点から、『産業政策』や『産官学連携』と いう側面にもフォーカスしていくべきではないか。
結   論 ○産業政策の観点からの打ち出し方についても検討していく。


議   題 市長との意見交換
日   時 平成28年7月 13 日(水) 13 時 15 分~13 時 20 分
場   所 大阪市役所5階 中応接室
出 席 者
(特別顧問・特別参与) :上山特別顧問、亀山特別参与、本多特別 参与、安川特別参与 (職員等) :副首都推進局長、副首都企画推進担当部長、事業再編 担当課長、事業再編担当課長代理
論   点 ○府市統合案件の今後の進め方などを意見交換
主な意見 ○大学や公設試験研究施設などの府市の統合案件について、大阪 の都市機能を高める観点から、『産業政策』や『産官学連携』と いう側面にもフォーカスしていくべきではないか。
結   論 ○産業政策の観点からの打ち出し方についても検討していく。

 

議題 大学
日時  平成 28年7月13日(水) ① 知事との意見交換 ② 市長との意見交換 ③ ④大学統合についての意見交換 上山特別顧問・亀山特別参与・本多特別参与  11時20 分~12時10 分(①) 、13時20分~14時30分(②)、 15時10分~15時40 分(③) 安川特別参与  11時20 分~12時10 分(①) 、13時20分~14時30分(②) 、 15時10分~15時40 分(③) 、15 時 50分~18時15分(④)
場所 大阪府庁 知事室(①) 大阪市役所 中応接室(②)、会議室(③④)
出席者
(特別顧問・特別参与): 上山特別顧問、亀山特別参与、本多特別参与、安川特別参与 (職員等): 大阪府知事 大阪府府民文化部(副理事、府民文化総務課課長補佐) 大阪市長 大阪市経済戦略局(大学支援担当部長、大学支援担当課長、課長代理) 大阪府市副首都推進局 (企画推進担当部長、事業再編担当課長、課長代理) 大阪府立大学(統合準備室長、課長補佐)(③) 大阪市立大学(大学改革・戦略課長、課長代理)(③)
論点
○大学統合について ・大学 TF の活動状況について(①②) ・各戦略領域における検討の方向性の整理について(③) ・スマートエイジングについて(関係者インタビュー)(④)

主な意見
○新大学では、様々な教育・研究分野を網羅し、一定規模を持つことや、 行政との連携などで強みが発揮できる領域がある。そういった領域への 展開の可能性について、戦略領域として整理している。 ○大都市大阪にある大学として、GDP を上げるのに貢献できる存在とな れる。 ○戦略領域については、行政との連携で大都市問題の解決に取組む広い意 味でのシンクタンクという観点と、従来の府大・市大の強みを生かして 成長分野に入り込んでいくという観点で、議論を整理したい。 ○「スマートエイジング・シティの具体化手法」(府平成 28 年 3 月公表) に記載されている先進事例は、我々の議論のイメージを具体的に表す良 い事例である。 ○シンクタンク構想の鍵は、行政が戦略テーマを提示し大学の研究とどの ようにリンクさせられるか、大学においてはいかに分野横断的に関われ るか、また、行政との一体をどのようにデザインするのかである。
結論 ○引き続きそれぞれの戦略領域における検討を深めていく

8/27「都構想」を考える市民集会CMができました。

8/27集会のPR動画 (*^o^*)

by大阪を知り・考える市民の会さん

ご協力むっちゃうれしい。みなさんご覧あれ。

 

www.youtube.com

 

 

「大阪を知り・考える市民の会」のイベントページでもご覧になれます。

Facebookページでの参加表明もどんどんしてください!

なくすのやめて!府と市の衛生研究所 大阪市を残そう ー5.17後の「都構想」を考える市民集会-

8月27日、「都構想」を考える市民集会。超党派の協力が広がっています。

環科研・公衛研まもれネットワークが主催する8・27集会まで、いよいよ2週間を切りました。今日は、超党派の協力について、ご紹介します。

ブログ読者の皆さんも、SNSなどで参加表明をしていただければ嬉しいです。多数の参加で成功させましょう!

(集会の告知記事)

8月27日、藤井聡教授をおまねきして集会やります!【拡散希望】 - 環科研・公衛研まもれ@大阪

残念ながら…「都構想」はまだ、終わっていません。
今、地下鉄・バス、大学、水道などで、不条理な「維新改革」が、ひそかに進められています。特に、まさに今、「衛生研究所」の不条理な統合が決定されようとしています
そして、これらの「維新」の流れは着実に、来年の「堺市長選挙」へつながっています。
ついては、「都構想」研究の第一人者でもある藤井聡教授をお招きして、市民集会を開催します。

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さて、大阪市会、大阪府議会の自民、公明、民進、共産の各会派全議員には招待状をお送りしました。

また、私たちは、弱小の市民グループですが、大阪市を守るために力を合わせた皆さん(市民、労働組合、各政党など)に、この集会への参加を呼びかけ、協力が広がっています。

以下、現時点での各政党などの参加、協力をご紹介します。

 

◎平松邦夫・前大阪市長

ツイッターで宣伝していただけました。ありがとうございます。

 

◎「民意の会」

フェイスブックで代表世話人:浅野秀弥さんが「民意の会推薦の勉強会です」と参加を呼び掛けていただけました。

 

◎前大阪市会議員:柳本顕さん

自民党前市会議員の柳本さん(昨年11月の市長選挙候補)からも、紹介いただけました。ありがとうございます!

 

 

◎尾上やすお市議(共産党大阪市議団・民生保健委員)

 

◎中村哲之介府議(民進党大阪府議・健康福祉常任委員)

中村哲之助21Park 府議会・府政だより

 この集会に直接触れているわけではないですが、5月府議会で松井知事を厳しく追及しています。

「知事は十分に中身を理解していないように思う。もともと都構想が出てきたとき、大阪市が運営している環境科学研究所は大阪市を5分割してしまえば、運営が不可能で、大阪府と統一的に運営するという考え方が知事・市長から出されたものだ。だから、前提は崩れているし、これまでから大変なお金をかけてきたものがどれだけ無駄になってしまうのか。十分に反省するべきだ」

 

松井知事や維新の会は、こうした超党派の連携があると「自共連合」とか、難癖をつけますが、

主役は市民です。

主役である市民を無視する発言はやめてください。

松井大阪府知事や吉村大阪市長は、税金を使って「総合区」か「特別区」かという住民説明会を各区で開催を始めていますが、昨年5・17の住民投票で、大阪市解体は否決したはずです。本当にうんざりです。

私たちは、大阪市解体の一環で設計された環科研と公衛研の統合(独立行政法人化)が、9月議会で最後の議案が通されようとしていることを絶対に止めたい!!その思いです。

大阪市を守るのに、市民の命を守るのに、自民も共産もありません。

私たちは結成したばかりの弱小のグループです。お金も組織も、時間もありません。

しかし、維新のウソを暴くネタはたくさん持ってます。

議会会派のみなさんが協力いただけることは本当にうれしいことですので、集会参加をお待ちしています!

 

 

 

 

 

8/27集会にIWJの中継配信決定 \(^.^)/

この集会 ↓ ↓ ↓ に・・・

dokuhou-hantai.hatenablog.com

 

IWJさん ↓ ↓ ↓ が中継配信してくれるそうです~!

iwj.co.jp

 

 

公衛・・・じゃなくて、公営・・・じゃなくて、光栄です~。

当日、顔映りよく配信お願いしますねー(^^)

ところで、IWJは、人々のための独立したインターネットメディアですね。

ホームページ見に行ったら、経営危機!やばい。

その場で会員になりましたー。(でも安いほうの一般会員ですが。)

安倍政権しかり関西における維新報道しかり、一部のお金持ちや為政者のための報道が増えてきています。そんなときこそIWJのような市民のためのメディアが必要。
意義を感じられるかたは、ぜひ会員登録してあげてください。

【8/9記者レク報告】研究所問題で、記者が関心をもったポイントは3点

環科研・公衛研まもれネットワークで、記者クラブにプレスリリースしました。
それで、8/9に記者向け学習会(記者レク)を開催しました。

9月議会で「研究所問題」を正しく焦点化してもらうためです。
また、8/27の市民集会(8月27日、藤井聡教授をおまねきして集会やります!【拡散希望】 - 環科研・公衛研まもれ@大阪)のアピールもかねました。

マイナーな「まもれ」の記者レクに誰が来るんだ・・・と不安になっていましたが、ありがたいことに記者が4社・6名来てくれました!
(オフレコも多かったので、社名は伏せることにします。)

以下は、記者から質問があったうちで、関心が高かったポイントをまとめました。
それは市民に伝えるためのポイント、にもなると思われます。
 

ポイント1 東京都の研究所をモデルにすると知事は言っているが、大阪と何が違うのか。

【答え】
1点目に、そもそも、知事の言う「機能強化」はデタラメ。2点目に、あえて東京都をモデルにするのであれば、独法化してはいけない。理由は以下のとおり。

【理由1】
〇知事の言う、統合(+独法化)して「エボラに対応」「東京都に並ぶ」はまったく間違い。
〇生物兵器にもなる「エボラに対応」(エボラ出血熱のウイルス検査や調査研究)できるのは、日本では、現在、国立感染症研究所(BSL4施設※)だけ。
〇東京都(健康安全研究センター)はBSL3施設であり、エボラウイルスは扱えない。府(公衛研)、市(環科研)もBSL3ですが、独法化したらBSL4にすることは絶対ムリ。
(※)BSL(バイオセーフティレベル):病原体の危険度に応じて、取り扱い可能な施設を格付けするもの。
 
【理由2】
〇まず、東京都の研究所は公立。
〇東京都の研究所の特長は、大阪府よりも、保健所機能と一体化していること。例えば、食品・医薬品の監視(スーパーなどから食品を抜き取って表示通りの成分かを検査したりする、いわゆる「収去検査」)は、東京都は研究所がおこなっている。大阪府では現在、保健所がおこなっている。
〇このように、東京都の研究所は、保健所機能、すなわち公権力行使そのものを行っているのが特長。この方式は公立でのみ可能。独法化したらできない。 

ポイント2 二重行政(環科研と公衛研での重複)はないのか。

【答え】
二重行政はない。研究所は保健所とセットで役割をはたす。保健所の二重行政(エリア重複)がないのだから、研究所の二重行政もない。
むしろ高槻市、豊中市、枚方市などの中核市エリアにおいて「空白エリア」が起きていて、そっちが差し迫った問題。(次のポイントへ)
 

ポイント3 中核市が増えて、研究所の空白エリアが生じているというが、具体的に何ができなくなるのか。

【答え】
研究所を設置していない中核市(高槻、枚方、豊中市)は、自分の保健所で一部の簡易な検査はできるが、遺伝子型別の分析など発生源をつかむための検査はできない。
これでは感染の広がりを止めることができない。
これこそが、大阪府域のパンデミック対策の一番の問題。
知事はこれに全くふれずに、的外れな「大阪市と府の統合」にこだわり、多額の税金をつかっている。研究所統合を都構想の突破口という道具にしたいため。おかしい。
 
 
もっとくわしい資料が読みたいかたは、こちらの記事から資料をダウンロードできます!
「衛生研究所の「統合」はとてもキケンです」リーフレット - 環科研・公衛研まもれ@大阪

8月27日の集会(藤井聡教授講演)は、キッズスペース付き。子育て中のパパママも、一緒にやりましょ。

8月27日の『なくすのやめて!府と市の衛生研究所 大阪市を残そう
 ー5.17後の「都構想」を考える市民集会-』で、
会場内に、キッズスペース(無料)をつくることにしました~! (^▽^)

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(写真は、キッズスペースのジョイントマットのイメージ。)

☆集会案内は、こちらをご覧ください!☆
8月27日、藤井聡教授をおまねきして集会やります!【拡散希望】 - 環科研・公衛研まもれ@大阪


集会のキッズスペースは、
環科研・公衛研まもれネットワークの会員でもある、現役保育士の、「ばばさん保育」さんが、運営してくれます~。

 

BBAってなんでしょ、バ バ ア ですかね~(^^;

おもちゃは、いま、子どもたちに大人気の「LaQ」(ラキュー)。

f:id:dokuhouhantai:20160806001314p:plain(写真は、ラキューで作ったトラック)



あとは折り紙や、絵本、小さなぬいぐるみ。

これで藤井教授のコワモテも、子どもたち全然気にならないでしょう!!

ついつい騒いでしまう元気な子は、ばばさんとちょっと廊下で新聞紙でも丸めて遊びましょう。

子育て中のパパママ、気軽に来てください。(^o^)

※お子さん連れのかた、事前予約は必須ではないですが、予約してもらえると準備ができ助かります。
ご予約は、このメールまで。dokuhou.hantai@gmail.com

それから、この機に、8/27以降も、「集会にキッズスペースを」の取り組みを、はじめることにしました。

いま、「誰の子どもも殺させない」「保育園落ちたの私だ」など、行動したいママさんは増えていると思います。

そういった集会向けに、マットやLaQを貸出したり、「ばばさん保育」さんと一緒にキッズスペースの出前のようなことができたらと思っています。(まだ構想です。)

保育士さんなど、この取り組みへの、参加・賛同も大歓迎です☆ 一緒にやりまひょう~。

お問合せは、このメールまで。dokuhou.hantai@gmail.com

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f:id:dokuhouhantai:20160806001330p:plain(写真はラキューセットと作品のメガネ)

「衛生研究所の「統合」はとてもキケンです」リーフレット

7月30日の市民学習会でレポートした資料をアップします。

(速報はこちら 7月30日、「大阪を知り・考える市民学習会 PART8」速報 - 環科研・公衛研まもれ@大阪 )

残念ながら……「都構想」はまだ、終わっていません。
今も未だ、地下鉄、大学などで、様々な
不条理な「維新改革」が、密かに進められています。
特にまさに今、「衛生研究所」の不条理な統合が
決定されようとしています。

この「統合」は大変キケン。絶対やってはいけません。

今ならまだ止められる!

まもれネットリーフ_0730.pdf - Google ドライブ

資料編_0730.pdf - Google ドライブ

 

 ★チラシのキャプチャ画像

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